心斎橋にある気軽に立ち寄れるBAR「猫また」

入り口横の壁に手書き!

BAR 猫又 ホームページ

おいしいお酒を飲みたい時や、落ち着いた雰囲気を味わいたい時に行きたくなるのがバー。
私もたまに行くのですが、初めてのバーってちょっと入りづらいですよね。

そんなバーですが、実は大阪の心斎橋にあって「初めて」でも「一人」でも入りやすいバーがあるらしい。

それが「BAR 猫また」

なぜ入りやすいのか確かめるため、実際に行ってみました。

場所はこちら。

「BAR 猫また」
大阪市中央区西心斎橋2丁目8-33
アメ村スクエアー大阪センタービル1F


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「おいおい、若人の集うアメ村じゃないかっ!」
と尻込みする私(38歳)ですが、勇気を振り絞って若人エリアへ進入。

「BAR 猫また」が入っているのはちょっと古めの「アメ村スクエアー大阪センタービル」という建物で、結構ディープな感じがします。
正直、ちょっと入りづらい。
聞いてた話と違う。

ちなみにビル1階の道路に面している部分は「味穂」という居酒屋さんがあります。

そしてビルの入り口をよく見てみると看板発見!
ビルのディープな感じを中和させるくらい和やかさ漂う看板。

この時、実は看板前に自転車が停めてあったので移動させて撮影しました。
自転車が停めてあると看板が見づらいことがあるのでご注意ください。


手作り感満載の味のある看板。ちょっと和みました。

看板でこのビルに間違いないと確信したので、中へと進みます。

早速「BAR 猫また」の文字を発見!
ドアの横に手書きで「BAR 猫また」の文字が。

これまた手書きの和やかな雰囲気。しかし見方によってはオバケ屋敷のような雰囲気。
おどろおどろしくもあり、親しみやすくもある。不思議な感じですね。

では早速店内へ。


入り口で迎えてくれる「まねき猫」。うん、和む。

入るとまず眼に入るのがこの「まねき猫」。
ライトアップされていい雰囲気がでています。


奥にはお酒がずらり。落ち着いたいい雰囲気です。


カウンターにもお酒がずらり。

照明は和紙の赤いぼんぼり。でもそれほど和風の感じではなく、シックでいい感じです。

オープンしてすぐだったのでまだお客さんはおらず、マスターの「もじゃ」さんが出迎えてくれました。


マスターの「もじゃ」さん。写真が苦手とのことで後ろ姿を撮影。「みうらじゅん」さんではありません。

「もじゃ」と名乗るだけあって髪の毛がもじゃもじゃです。
「写真を撮られるのがとにかく苦手」ということで、後ろ姿を撮影させていただいたのですが、本当は正面のショットをお見せしたい!

とにかく正面から見て欲しい!

あの怖い映画のメインキャラクター「貞子」をショートカットにした感じ。(違うか?)
それくらい正面のインパクトがすごいのです。
文章ではお伝えしづらいですね。

そして「入りやすいバー」の一つ目の理由が、この「もじゃ」さんです。
見ていただければ分かる通り、服装も普段着でとってもラフです。
タキシード的なカッチリした服など着ていません。
「超」普段着。
カウンターに座ってたらお客さんにしか見えません。


もじゃさん直筆の「書」も飾ってあります。うん、意味不明。

「もじゃ」さんは見た目だけでなく、会話も自然体。
ガツガツ話してくるわけでもなく、でも気がつくと会話が弾んでいます。
テンションも特に高くなく、むしろ少し低めに感じるのですが、話しているうちに

「テンションが低いのではなくて、力が抜けてて自然体なんだな」

と納得してしまいます。
なので話をしながら、いつのまにかリラックスして盛り上がっていました。
不思議な空気感ですね。


右上の「猫又洋酒堂」と書かれた看板が、以前表に出ていた看板だそうです。名前が変わったんですね。

さて、ここはバーですので、もちろんお酒をいただきましょう。

「オリジナルカクテルはありますか?」
と聞くと
「一応、一つだけありますが…」
と微妙なお答え。
なんとなく申し訳なさそうな雰囲気。
なんだっ、なんだこの感じはっ!

よく聞いてみると、このオリジナルカクテルは好きな人と嫌いな人で意見が真っ二つに分かれるらしい。
0か100か。なんか潔く(いさぎよく)ていいじゃないですか。
「ではそれください。」
そんな「期待度マックス」状態で現れたのが、この「フランジェリコ・ウーロン(600円)」です。


「フランジェリコ・ウーロン(600円)」。後ろのネコは付いてきません。

「フランジェリコ」というヘーゼルナッツのリキュールをウーロン茶で割ったもの。
そのまんまやんっ!


これがフランジェリコ。シャレた瓶だ。

では早速「0か100か」の潔いオリジナルカクテルをいただきます。

ん、んー、うん。
ん?うん。んー…。

ほのかに香るヘーゼルナッツの香り。そしてウーロン茶。
うん、うん。んー。

私にとって0だったのか100だったのか、今回は書きません。
皆様お越しになって、ぜひご自身の舌でご判断ください。

ちなみにハマッた人は毎回これを注文されるそうです。うん。自由。そこは自由。好きな人が居たっていい!

では気を取り直して(ん?)次のカクテル。
「猫また」さんは結構珍しいお酒も置いているとのことでしたので、私の好きな「ラム」の変わり種をお願いしました。

そして出てきたのが初めて見る「クラーケン」です。
瓶には海の怪物「クラーケン」が描かれています。


「クラーケン ロック(600円)」

色は透明ではなく濃いブラウン。
口に含むとラム特有の甘みと、なんとも複雑で豊かな香りが口の中に広がります。
ラベルの裏に「ブラック・スパイスラム」と書いてある通り、スパイシーでもあり刺激的なラムです。
うーん、いろんなお酒があるんですね。
ラム好きな方にはオススメです。

私はジンも好きなので、珍しいものがあるのか聞いてみると、こんなジンを見せていただけました。


「ヘンドリックス ジン」これは話に夢中になりすぎて注文するのを忘れたので瓶の写真のみ。

私はウィスキーを飲まないので注文しませんでしたが、ウィスキーなども変わったものを置いているそうです。

さて、だいぶ酔ってきましたので、最後の一杯をお願いしました。


「ワイルド アフリカ クリーム ミルク割(600円)」

なんだか瓶がかっこいいので作っていただいたのですが、キャラメル系の甘いリキュールのミルク割でした。

甘いカクテルですが、食後にコーヒーや紅茶を飲むように、シメには案外合うかもしれませんね。
女性に特に人気だそうです。納得。

ふー、お酒も雰囲気もすっかり堪能したので、そろそろ会計を。

「1,800円です。」

安っ!3杯飲んで1,800円!
この前行ったバーは、2人で4杯で10,000円くらいしたぞ!

この安さが「入りやすいバー」の二つ目の理由です。
「BAR 猫また」はノーチャージ(チャージ料なし)のお店なんです。

通常、バーは入るだけで一人いくらか「チャージ料」がかかります。
しかし「猫また」はそれがない。

しかも一杯あたりの単価が大体600円くらいなので、驚くほど安く楽しめます。


なぜか「マッカラン」の瓶に変なお面がかぶせてある。オシャレだけど和み系。それが「猫また」。

誰でも気軽に楽しめるBAR 猫また。

皆様も心斎橋付近にご用の際はお立ち寄りいただき、「もじゃ」さんとのんびりタイムをお過ごし下さい!

「BAR 猫また」
〒542-0086
大阪市中央区西心斎橋2丁目8-33
アメ村スクエアー大阪センタービル1F
HP:http://nekomatax.com/


なお、当ゴルフコンペには、以下のご協賛をいただきました。

2014年 「ウィスキー×2」
2013年 「山崎蒸溜所 樽出原酒 15年貯蔵」

誠にありがとうございました!

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